主文後回しの意味や理由とは何?無罪判決や確定演出も分かりやすく!

 

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事件などの裁判で「主文後回し」というのをニュース報道などで聞いたことはありませんか?

主文を後回しにする、というのはどんな意味があるのでしょうか?調べてまとめてみました!

「主文後回し」とは何?

「主文後回し」とは、簡単にいうと

裁判の結論を後回しにして、判決理由から述べ始めたこと

を意味します。

 

仮、裁判の結論が「無期懲役」だったとします。

通常は

  1. 裁判長が「主文(裁判の結論=無期懲役)」を読み上げ
  2. 続けて「判決理由(無期懲役と結論づけた根拠)を読み上げる

という順番なのですが、主文(結論)の言い渡しを後回しにすることを指して「主文後回し」と報道されています。

「主文後回し」の意味や理由とは?

裁判では珍しいとされる「主文後回し」にする意味や理由として

  • 死刑判決
  • 無期懲役
  • 執行猶予の有無

の場合に「主文後回し」となることがあります。

 

「主文後回し」で最も多いケースが「死刑判決」を言い渡すとき。

死刑判決(主文)を先に言い渡すことで、被告人の動揺が最大値になり、なぜ死刑判決に至ったのかを聞いている場合ではないほどの精神状態に陥る可能性があるからです。

被告人が主文に至った理由をしっかり聞き理解するため、「主文後回し」という配慮をしているわけですね。

 

「無期懲役」の場合の、主文後回しは似ているようで少し意味合いが変わってきます。

極刑である「死刑ではなかった(=無期懲役)」という安堵から、判決理由が耳に入らない、ということをさせないように、まずは判決理由を先に述べるというもの。

死刑判決や無期懲役などが下される「重大事件」以外でも、「執行猶予の有無」の場合でも、主文後回しとなる場合があります。

実刑か執行猶予では、被告人のその後に大きな差が生まれる判決です。実刑が確定すれば即刑務所行きですからね。

主文で、執行猶予があると分かると、安心してその後の判決理由を聞かない可能性が出てきます。

重大事件以外での「主文後回し」は珍しいようですが、いずれも

被告人に対して「判決理由」をしっかり聞き入れてもらうため

に主文後回しにすることがあるというのが結論になります。

 

なので重大事件の重い判決だから、主文の言い渡しを後回しにする、つまり後回しになれば重刑!という「確定演出」的な行為とは言えないということです。

例え判決が「無罪」だろうが、相手(被告人)の心情や精神状態を把握したうえで、判決理由を先に述べた方が良いと裁判長の判断があれば、「主文後回し」になる可能性があるというわけですね。

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