日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ」。
SNS上では、会を重ねるごとに「感動路線の演出」が多くなっていると言われています。
感動路線や漫才師たちがカッコイイを強調しすぎた演出には、賛否の意見も上がっているようです。
M-1の感動路線がうざい?
SNS上では「M-1に感動路線は不要」という声が多くあがっています。
ここ数年は特に泣かせようとしすぎているのでは?という演出の意図が見えるとも。
M-1の感動路線が滑り続けてることを誰か教えてあげてよ
— ぽよ (@kaninomiso_suu) December 11, 2024
M-1感動路線マジでいらんすな
— アッチーニャ人 Grokのすがた (@0sususunanana8) December 18, 2022
純粋の日本一面白い漫才師を決める大会であって、お涙ちょうだい的な要素は不要という意見ですね。
辛辣な意見が多数ありますが、なぜM-1の製作陣は感動路線を強める演出を続けているのでしょうか?
M-1の感動路線や漫才師がかっこいい演出はなぜ?
M-1が感動路線演出を出しすぎなのは、M-1が他とは違う崇高なものを強く印象付けたいという意図が大きいです。
決勝進出コンビが涙を流して喜ぶ姿、M-1では普通に放送されますよね?
実際のところ「お笑いなんだから、そこは流さなくていいんじゃない?」と思うこともあります。
ですが、世間的にも出場する漫才師的にも、M-1出場が涙を流すほどの特別な大会であることが共通認識されています。
優勝することで、その日を境に突然売れっ子芸人に変わるのですから。
優勝しなくても、決勝に出演し実力を発揮することで、人生が変わることも多くの漫才師が証明しています。
漫才師にとって、M-1へかける情熱は他の大会とは違うことを強調するための演出であると。
出場できることが、涙を流すほど嬉しい。
M-1を漫才師にとっての「超高級ブランド」にしたいのだと思います。
同時に、制作側としては
「漫才師はかっこいい」
と芸人への最大のリスペクトを表した演出を狙っているのかもしれません。
面白いを作るために、人生をかけて努力する姿を見せると自然と感動路線になる、というのも意図の一つなのかもしれません。
M-1の感動路線や演出がうざいと言われる理由
M-1の感動路線や演出がうざいと言われる理由は「尺が長すぎる」という意見があります。
M-1決勝本編が始まるまでの30分が、煽りVTRが流れる長尺ぶりに「早く決勝見せて」という不満から「うざい」という意見があがっているようです。
面白い裏の努力や、決勝出場で人生が変わることは分かりますが、とにかく長い、というのがうざいと思っている側の声ですね。
毎年M-1グランプリ楽しみに見てるんだけど、そろそろ前半のどうでも良い長いオープニングなしにして出場者10人くらい増やせば?
— 野球アカ(虎) (@yaktora20) December 9, 2024
5分くらいで短く流して本編へ、だったらいいのに長すぎることに不満の矛先が向くわけです。
2022年に優勝したウエストランドが決勝ネタ最後に
「M-1もウザい!アナザーストーリーがウザい!」
というセリフで大爆笑をとっていました。
やはり世間もM-1出演者も「感動路線」を感じているわけです。
芯をついたことから大爆笑をとったわけですよ。
先ほども書きましたが、漫才師のストーリーや人生が変わる大会を提示するためには、
「笑いと感動」
がどうしても必要。
でも、年々感動が増量しすぎている、、、というところのようです。
2024年のM-1グランプリでも、感動路線は続くでしょう。
本編スタート前の30分は、ドキュメンタリー風な演出になっていることでしょう。
M-1の日になると素人のお笑い評論家おじさんいっぱい湧いてくるね
— う ぃ る 🐠 (@welser325) December 24, 2023
そして、視聴者がなぜか「お笑い評論家」のように、ネタの解説で盛り上がる現象も続きそうですね。
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