全国の高速道路の料金所が、ETCカード専用にする方向で検討していると、国交省が明らかにしました。
現金ブースがなくなると、料金を受け取る係員が不要になりますよね?
ということはその人達の人件費分を差し引くため「高速料金が割引されるのでは?」ということ。
高速道路料金が安くなれば、自動車を運転する多くの人にとって、嬉しいことですがどうなるのでしょうか?
高速道路ETC専用化で料金は割引されるのか?
マイナンバーと紐付けして利用したポイント分だけ自動車税を割引きってならない?😷
高速道路 ETC専用化へ検討 2020年7月2日 https://t.co/BuagQPslcA
— カピバラツイン (@KapibaraTwin) July 2, 2020
国土交通省が発表した内容によると、新型ウイルスへの感染症対策に加えて、ETC利用率が93%まで達しており、料金所をなくす方向に至ったということでした。
実際に、料金所係員の感染も9人(6月27日まで)報告されていることから、感染予防対策にも有効だと言えそうです。
そして一番気になるのが、係員を配置しなくなることで、その分の人件費がなくなるために他に還元される、つまりは
「高速料金が割引されるかもしれない」
というものです。
現時点では、料金所をなくすことが「検討段階に入った」ということなので、決定事項ではないことから、料金が安くなるかは断言できません。
ただ、同じように思っている方も多く、Yahoo知恵袋にも同じ疑問を持つ方の質問があがっていました。
もし高速道路がETC専用化になったら、高速料金が安くなりますか?それとも変わらないですか?
引用:Yahoo知恵袋
その回答としてあがっていたのがこちら
専用になれば、安くする必要はないから値上げするでしょう。
経費が軽減されるので、安くなって欲しいところですが、それは無いでしょうね。
ETC専用にする理由付けに、将来の高速料金値上げの抑制のためとかは言うでしょうが、あくまで「将来の」でしょう。
変わらないですね、料金所に居る方の人件費なんてたかが知れてますので。
引用:Yahoo知恵袋
どの回答も、ETC専用化されたところで、高速料金が安くなることはない、という答え(見解)でした。
高速料金が安くなるのでは?という淡い期待は個人的にもありますが、結局はETCブース設備の増設なども必要でしょう。
しかも料金受け渡しする係員は不要としても、カードエラーで通過できないなどのトラブルを解決する係員は配置しないといけないでしょうし、完全に人が不要ではないとも思うわけで。
そう考えると、ETC専用化による高速料金の割引実現はそう簡単には実現できないかもとも言えますよね。
ただし、利用を促すための一時的な割引サービスはあるかもしれませんが。
高速ETC専用化に世間の声は?
ETC専用化だけど、これ利用率が93%なわけであってETC搭載車が93%ではない
— 拳西⊿武道館千秋楽参戦 (@nogizaka46222) July 2, 2020
高速道路のETC専用化は時間の問題だと思ってたので特にどうこう言うことはないかな
— みやまえ (@haritrs25) July 2, 2020
ETC専用化を検討かぁ
見える ETC未搭載の車が渋滞を起こす原因を作る未来が
最悪「ETC搭載している」と勘違いしてる車がバーに突っ込んで大破する未来も…— 鳥栖 (@Tosu36) July 2, 2020
もちろんETC利用率が93%とはいえ、残りの7%の現金利用者がいるわけですから、全てをがらっと変更すると、最初は弊害が起こることはありえますよね。
ただ、今回の新型ウイルスが、キャッシュレスやヒューマンレスをより促進していくキッカケとなったのは事実ですね。
まとめ
今回は高速道路がETC専用化へ検討されているというニュースから、高速料金が安くなる可能性を探ってみました。
世間の声では、高速料金が割引される可能性は低いのでは?というものが多かったです。
感染が抑制されて通常生活が戻りつつある中、ETC専用化にして、高速料金が安くなれば利用者が増えるのかな?とは思っちゃいますがね。
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