トランプのケースに穴があいている理由は?空気抜きや窒息防止説!

 
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どこにでも売っているカードゲームといえば「トランプ」。

トランプが入っているプラスチックケースって底面に「穴」が開いていますが、なぜ穴があるのか気になりませんか?

そこで今回は、トランプのケースに穴があいている理由を調査いきますよ!

トランプのケースに穴があいている理由

おもちゃ屋さんから100円均一ショップなど、どこでも買えるトランプ。

シンプルカードゲームの定番で、ババ抜きからポーカーと子供から大人まで楽しめますね。

そんなトランプの入れ物(プラスチックケース)の底には必ず丸い穴が開いているんですよ。

トランプケースの穴

様々調べてところ

  • トランプが取りやすい
  • 空気抜きのため
  • 窒息防止の穴

という理由や予想が出てきました。

それでは一つずつ深掘りしていきますよ!

【理由1】トランプが取りやすい

ケースの底面に穴があることでトランプが取りやすい、という理由。

そこの穴に指を入れてトランプの束を上に押すことで、簡単に取り出せちゃうというわけです。

とっても単純な理由なんですが・・・

 

ケースに入ったトランプごと下向きにして掌で受け止めれば取れるんですが(汗)

「気遣い」ってやつなんでしょうかね。

ちなみにマジシャンが使っているトランプはプラスチックケースではないですよね?紙の箱に入っているやつ。

あれって、今からマジックに使うので、新しいトランプを使っていますよ!ということを暗に表明しているという理由なんですって。

【理由2】空気抜きのため

トランプケースに穴があることで密閉を防ぐ、つまりは「空気抜き」という理由もありますよね。

仮に底の穴を塞いでフタを閉めた場合、稀にではありますが、ビックリするほどピッタリと密閉される可能性があるんですよね。

タイミングや外気に左右されるでしょうが、ケースの中が真空状態になることで、トランプを取り出すのに一苦労するんじゃないかってわけです。

【理由3】窒息防止の穴

「窒息防止」というのは、トランプケースを誤って飲み込んでしまった場合、穴があいているので空気を入れ込むことができるというもの。

「トランプのケースを飲み込むことある?」

と大きな疑問じゃないですか?

ですが調べてみると、過去に同じようなプラスチックケースを誤飲してしまった例があったんです↓

「ガシャポン」などと呼ばれる玩具入りカプセルを誤飲し、重度障害を負った鹿児島市の男児(当時2歳10カ月)の両親らが、製造物責任法(PL法)に基づき、製造元のバンダイナムコゲームス(東京都)に約1億800万円の損害賠償を求めた訴訟で、鹿児島地裁は20日、同社に約2626万円の支払いを命じた。高野裕裁判長は「安全性を欠いていた」と構造上の欠陥などを認定。玩具の大きさを定めた業界団体の基準見直しを迫る判断となった。

原告側弁護士によると、玩具の誤飲でメーカーに製造物責任を認める判決は異例という。

判決によると、男児は02年8月、プラスチック製の球状カプセル(直径40ミリ)を誤飲し、約30分後に除去したが、低酸素状態などによる脳障害で自力で体を動かせないなどの後遺障害が残った。

引用:ガチャポン訴訟を考える(1)「安全基準は守ったが」

形状は違えど、プラスチックケースを誤って飲み込んでしまった結果、大きな後遺症が残る事故が発生したというもの。

先ほども書きましたが、長辺約9.5cm✖️短辺約6.5cmを誤って飲み込む子供がいるのか?は疑問・・・

ただ「もしものために必要」という考えであれば、穴がないよりあった方が良いですよね?

 

気遣いから構造上の施作、安全面を考慮してと様々な理由がありますが、トランプケースの穴は

「無いよりもあった方が良い」

ことは確実ということですね。

 

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