「マシコヒゲムシ(Oligobrachia mashikoi)」という謎の生物の記事がネットニュースに出ていましたね。
でも記事にマシコヒゲムシの画像が載ってないのでどんな見た目なのか気になりますよね?
今回は、マシコヒゲムシの画像や名前の由来も調べてみました!ですが見た目がエグいのでくれぐれも「閲覧注意」でお読みください!
【閲覧注意】マシコヒゲムシの画像が衝撃!
世の中には謎な生物がまだまだいるようですが、ネットニュースで「マシコヒゲムシ」という聞いたこともない生物が話題になっていましたね!
生物名は書いてあるのに、ネットニュースに画像が載っていない・・・「口も肛門もなく何も食べない生物」とフリがあるのに、肝心のマシコヒゲムシの画像が無いから、怖いもの見たさで気になってしまいますよね。
ということでマシコヒゲムシがどんな生物なのか?画像を探してみると、、、
ちなみに虫などが嫌いな方は、閲覧注意です!心して下へスクロールしてみてくださいよ。
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画像引用元:ツイッター
衝撃的!な見た目もエグさのマシコヒゲムシですね(汗)長いミミズのような感じですかね。
ネットニュースにマシコヒゲムシの画像が載らず、マシコヒゲムシを研究しているという、金沢大学臨海実験施設の主任技術職員、小木曽正造さんの画像が掲載されていたのは、閲覧注意な見た目だからかと。
マシコヒゲムシの名前の由来は
閲覧注意レベルなマシコヒゲムシ(Oligobrachia mashikoi)ですが、まだまだ謎が多い生物のようです。
マシコヒゲムシのような謎の生物って、見た目の不思議と同時に「なんでこの名前になったのか?」名前の由来が気になりませんか?
マシコヒゲムシ発見者が「マシコさん」説
マシコヒゲムシの名前の由来を調べてみると、「ヒゲムシ」とは頭から生えている「ひげ」のような部分が由来だそうです。
ヒゲムシの仲間は口も肛門もない.この子(和名:マシコヒゲムシ)も同じで共生させたイオウ酸化細菌が硫化水素を食べて有機物をつくる.ヒゲムシの名前の由来は頭から生える”ひげ”(口がなくて背と腹の区別がつかい時代に名付けられちゃったけど,実は”ひげ”じゃない). pic.twitter.com/bOdy4I5ORU
— ロバート・ジェンキンズ(金沢大,古生物学) (@RobertGJenkins) October 13, 2017
ヒゲムシは分かったけど、マシコヒゲムシの「マシコ」はどこから来た名前なの?って調べてみたんですが、マシコの由来は判明せずでした。
予想ですが、生物の名前って最初に発見した人物が名付けることが多いです。「マシコヒゲムシ」を初めて発見した人が「マシコ(益子さん?増子さん?)」だったことが名前の由来なんじゃないのかと。
【追記】
「マシコヒゲムシ」の名前の由来が判明しました!
この和名は当時、臨海実験所所長であった益子帰来也(ましこ・きくや)氏に献名されたものである。
引用元:金沢大学
石川県能登半島先端近くの九十九湾に金沢大学の臨海実験施設があり、マシコヒゲムシ発見当時(1973年)の施設所長だったのが益子帰来也(ましこ・きくや)さんだったというわけです。
ちなみに「献名」とは、生物の命名に際して特定の人物の名前を入れることです。
やはり人物名(益子帰来也さん)がマシコヒゲムシの名前の由来だったわけですね。
【追記ここまで】
マシコヒゲムシが猿子鳥に似ているから説
もう一つの仮説が、マシコヒゲムシという名前が「猿子鳥(ましこどり)」が由来なのでは?というもの。
猿子鳥とは
スズメ目アトリ科の渡り鳥で、秋、シベリア方面から渡来する。スズメ大の大きさで、全体が赤っぽい。冬の川原などで見かけることが多い。顔が赤く猿に似ているところからこの名がある。
引用:きごさい歳時記
「猿子鳥の顔が赤い=マシコヒゲムシも身体が赤い」
まぁ共通点は赤色だけですが、命名って単純なものも多いですから、案外無くもないかもですよ。
マシコヒゲムシは石川県以外になぜ居ないのか
ニュースによると、マシコヒゲムシは石川県能登町の九十九湾にしか生息していない生物だということです。
マシコヒゲムシが食べ物を食べない代わりに、海底にたまる「硫化水素」をエネルギー源に生きているということですが、硫化水素を資源にするのなら石川県以外でも発見されそうなものですよね。
記事に「温泉街のにおいの源にもなる硫化水素を栄養にして生きる奇妙な生き物」と書いてありましたが、石川県能登町といえば確かに温泉街として有名です。
日本全国には温泉の湧く地域が多いですよね。群馬県の草津温泉や伊香保温泉、神奈川県の箱根温泉、兵庫県の有馬温泉などなど。
神奈川県や兵庫県は石川県同様、海に面した県ですからマシコヒゲムシが生息していてもおかしくはないと思いますが。
違いとすれば、日本海側と太平洋側という違いがあるので、海流の違いなのかもしれません。
今は発見されていないだけで、日本海側の温泉街(富山県や福井県)でもそのうちマシコヒゲムシが発見されるかもしれませんね!
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